E60 CICナビゲーションを2016年度版へ更新しました。
11月には
BMW NBT Road Map Japan Next 2016 と同時リリースされていたようです。
多くの方がDIYされていますので更新方法は省略で(笑
さて
以前に CICから1Bファイル(1B file) を抽出していたので、
その検証も兼ねてアップデートを実施しました。
今回は
ナビ更新にまつわるFSCコードのお話を少々書いてみたいと思います。
ナビを更新するには、
・ナビデーター
・FSC アクティベーション コード(Activation Code)
上記2つが必要になります。
CICから抽出した1Bファイル(1B File)から
FSC アクティベーション コード(Activation Code)の生成が出来ます。
1Bファイル(1B File)の抽出は、検証結果からK+DCANケーブルでも抽出可能でした。
SWID_reader で抽出するのですが、このソフトが私が集めただけでも6つありました。
そのひとつが使えた訳です。(※CIC換装車両のみ抽出可)
私も謎でしたが、Easy Connect で1BファイルのVINが読める原理と一緒らしい。
Easy Connect はCICの1BファイルのVINを確認出来ます。
余談ですが、、、、
CICには3つのVINを持っています。
①コーディングVIN
②UIFのVIN
③1BファイルのVIN
①はTool32やNCS-EX(初期化の際は自動でVIN書込み)で書き込むVINです。
②はWIN-KFPなどを使って書き込むVINです。
③は基本的には書き換えが出来ないVINです。(このVINがCASとの認証を行っています)
まぁこの辺の詳しいお話はまたの機会で♪
話を戻して…
2016年度版の
Onetime FSCアクティベーション コード(Activation Code)です。
※ 2016年度版以降のOnetimeは特殊な作業を行わないと正しいコードが作成出来ません。
そしてこちらが…
LiFE TIME FSCアクティベーション コード(Activation Code)です。
FSCアクティベーション コードはある法則で生成されますが
画像の
赤線部分では、LifetimeコードとOnetimeコードの区別が出来ます。
AAが
Onetime ADが
Lifetime のコードです。
(間違ってたらゴメンね)
もし以前にDIYで更新した際のFSCコードが分かるのであれば、
どちらのコードで更新したか判別出来ると思います。(どの年代でも共通です)
海外ではLifeTimeコードを使った車両に対しての取り締まりもチラホラ。
ディーラーさんで入庫拒否等の例もあがっているようです。
LifeTimeは便利なFSCコードではありますが、
日本でのコーディングに対しての対策などを考慮すると
どちらが良いとははっきり言えませんね…。
今後のディーラーさんとのお付き合いがあるか無いかで決めても良さそうです。
そして私は、OneTime 派です♪
生成したコードの答え合わせ的な感じが楽しみなので。ただそれだけです。笑
最後に1Bファイルから生成された2016年度のOnetime FSC
アクティベーション コードの検証結果ですが、画像の通り、バッチグ~でした(笑